私はサラリーマンを辞めて独立する前は、大手IT企業でシステムエンジニアとして働いていました。
最近、Twitterなどでもよく見かけますが、フリーランスとして稼ぎやすい仕事だということで、エンジニアになる人が増えています。
ですので、私のエンジニア時代の経験が参考になればと思ってます。
とは言っても、最近増えているエンジニア(プログラマー)というのは、実際にWebシステムの構築をするためにプログラムのソースコードを書いている人たちが多いです。
私の場合は、実際にプログラミングを行うというよりは、システム開発プロジェクトのマネジメントや顧客への説明などが主な仕事だったので、同じエンジニアといっても、仕事内容は多少異なります。
ですが、共通する部分もあると思います。
私は会社に就職する前は、理系の大学院でソフトウェアを使って研究していました。
そのときにプログラミングもやっていましたが、使っていたプログラミング言語は主にC言語でした。
また、会社に入ってから新入社員研修で習ったのはJavaやHTMLなどです。
今の時代、C言語を使ってWeb系のシステムを開発することはほぼないとは思いますが、本質的な部分はどのプログラミング言語も似ているので、一つの言語を習得すると、他の言語を学ぶときに役に立ちます。
エンジニア時代の労働時間・仕事内容・給料
私が就職した会社は、大規模なシステム開発を強みとする会社で、多くの社員が行う仕事は主にプロジェクトマネジメントでした。
会社に入って1年目2年目くらいの新人の頃は実際にプログラムを書いたりもしていましたが、徐々にチームメンバーの進捗管理や課題管理などマネジメント的な仕事が増えてきました。
「マネジメント」というと、偉そうに部下に指示を出してふんぞり返っている、みたいなイメージを持たれる方も、いるかもしれませんが、
当時、私は20代中盤の若手で、同じチームには他の会社からプロジェクトに参画している40代くらいのベテランエンジニアも多くいました。
当然、スキルも経験もそのベテランエンジニアたちの方が断然上です。
そういった人達に指示を出したり、ときには「進捗が遅れているのでもっと早くやってください」と言わなければいけませんでした。
当然、彼らからしてみれば、「なんでこんな若造に言われなきゃいけねーんだよ」と思いますよね。舐められるわけです。
しかし、チーム全体の進捗が遅れていたら、私の責任となり、上司から厳しく怒られます。
チームメンバーと上司からの板挟み状態ですね。
ですから、ベテランのメンバーにちゃんと指示通り動いてもらうために、彼らが納得できるように必死になって業務上の知識やスキルを身につけました。
そうすることでようやく彼らから認められ、納得して動いてくれるようになります。
そのため、仕事は本当に大変で、ほぼいつも終電ギリギリまで残業したり、ときにはタクシー帰りや徹夜、休日出勤も当たり前のようにしていました。
また、システム障害などの緊急事態が発生すると、夜中や休日に電話対応したり呼び出されたりすることもありました。
1日平均4〜5時間しか睡眠時間が取れなかったし、常に仕事上のストレスも抱えていました。
ストレスが原因で病気になったこともあります。
私はよく、実年齢よりも若く見られることが多いのですが、5年くらい前のサラリーマン時代の自分の写真を見ると、今よりも老けて見えますw
今はストレスフリーな生活を送っているので実感できますが、老化の原因というのはストレスによるものがかなり大きいのではないかと思います。
ストレスを溜めないことが一番のアンチエイジングだというのが私の持論です。
そんなストレスフルな職場だったわけですが、仕事のやりがいはありました。
私が携わっていたのは、日本経済を支えているような重要なシステムだったり、よくテレビのニュースにも出てくるような大規模なシステムの開発プロジェクトだったし、そもそもITが好きだったからです。
大変な思いをして開発したシステムが無事に稼働し始めたときは達成感も大きいです。
でもやはり、キツいことの方が多く、「いつまでもこの仕事はやってられないな」と思うようになりました。
収入面でも、正直、あまり魅力がありませんでした。
私の勤めていた会社は上場企業で、社員の平均年収やボーナスを公開しているので書いても大丈夫だと思いますが、私が30歳の頃の年収は700万円くらいでした。
日本のサラリーマンの平均年収は400〜500万円くらいなので、それに比べたら恵まれている方だとは思いますが、やってる仕事内容や量からしたら、割に合っているとは思いませんでした。
特に、労働時間が非常に長かったので、時給に換算したらまったく高給とは言えません。
また、職場の課長や部長を見てもまったく憧れませんでした。
彼らは年収1,000万や1,500万円以上をもらっていると思いますが、仕事は非常に大変だし、郊外に住み、満員の通勤電車に1時間も乗って会社に毎日通う、というライフスタイルです。
将来そうなりたいとは1ミリも思いませんでした。
なんというか、夢がないですね。
優秀な上司と仕事しない上司
サラリーマン人生には希望を持ってはいませんでしたが、会社の同僚や上司には、非常に優秀で仕事もできる人達が多くいました。
優秀な上司からは学べることも多く、おかげで成長させてもらうことができました。
一方、あんまり仕事をしない上司もなかにはいました。
まあ、どんな会社や組織にもそういう人はいますよね。
全員が尊敬できるような優秀な人間ばかり、ということはありえないですから。
若手の頃、とある上司のもとで働いていたときは、その上司があんまり仕事をしないので、代わりに私がそれなりに責任のある仕事をしたりすることもありました。
当時は非常に大変でしたが、その経験のおかげでスキルが身についたし、責任あるポジションで仕事をするという経験を積むことができ、人間的にも成長することができました。
あとから振り返ると、成長のための良い機会だったなと思います。
ずっと優秀な上司のもとで仕事していたら、その上司に頼りっきりになってしまい、自立できないという可能性もありますからね。
だから、当時大変な思いをして働いていたので、今の仕事はとても楽に感じます。
ものごとをポジティブに捉えよう
ドイツの有名な哲学者であるニーチェの言葉に
『事実というものは存在しない、存在するのは解釈だけである』
というものがあります。
私が経験したように、エンジニアとして大変な思いをしながら仕事をしている人も多いと想いますが、
あとから振り返ってみたら、「あれは良い経験だった」とポジティブに振り返れる日が来るかもしれません。
ですので、今の仕事に絶望せずに将来に希望を持って乗り切りましょう、というのが私の伝えたい想いです。
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こんばんは。
YASUさんはエリートですね。
システムエンジニアという職業に私は憧れていました。
夢は叶いませんでしたが・・。
でも仕事がそれほど大変だとは知りませんでした。
ストレスのために老化するなら辞めて正解ですね。
肌ツヤが良くて若くていいですね。
・・私も仕事辞めてますけどね(^^)
コメントいただきありがとうございます!
そうですね、当時の仕事は結構大変で苦労しました笑
辞めた現在の方が健康的な気がします。