ネットビジネス全般

超有名な心理学の本『影響力の武器』をネットビジネスに活用しよう

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今回の記事では、『影響力の武器』という心理学の本についてご紹介します。

 

こちらの動画でも解説しています。

 

有名な本なので、知っている人も多いのではないでしょうか?

この本では、ネットビジネスだけに限らず、ビジネス全般や恋愛(ナンパ)など、あらゆるコミュニケーションの場において活用できる心理テクニックが解説されています。

 

 

現在、広く活用されているセールス・マーケティング手法や、恋愛テクニックなどは、もともとはこの本の中で解説されている考え方がもとになっているものも多いです。

 

3千円くらいするハードカバーの分厚い本ですが、読みやすい文体で書かれているので意外とすらすら読めます。

ただ、具体例やエピソードが多くを占めているので、「お金の余裕がない」という人は、本を買わずにこの記事を読むだけでも大体の理論は理解できるかと思います。

 

影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか

 

 

「影響力の武器」とは、アメリカ人の心理学者によって提唱されたアプローチ方法です。

この本では、人はどのように説得され、なぜ望まれた行動をとってしまうのかについて、心理学的側面から分析しています。

 

著者の「思わず買ってしまった」「つい寄付してしまった」などの苦い体験も事例としてあげながら、「人を説得し、その人から望む行動を導き出すための“武器”(=アプローチ)」には、6つのパターンが存在すると説明しています。

 

  1. 返報性
  2. コミットメントと一貫性
  3. 社会的証明
  4. 好意
  5. 権威
  6. 希少性

 

それぞれのパターンについて解説していきます。

1.返報性

返報性

「受けた恩は、返したくなる」という人間の心理に基づいたものです。

いわゆる「ギブ・アンド・テイク」のことです。

他人から何かしら施しを受けたとき、人は恩義を感じ、それを返したいという気持ちを持つ傾向があります。

例えば、スーパーである食品を試食し、美味しいという理由よりも無料で試させてもらったことを理由に購入した、など、思い当たることは多いでしょう。

 

2.コミットメントと一貫性

コミットメントと一貫性

人は誰しも「表明した約束を守ろうとする」気持ちを持っています。

なぜなら、社会では一貫性のある人物が評価される傾向があるため、自分が決めたことを口にしたり、書面に残したりすると、それを守ろうとする気持ちが強くなります。

例えば、ボランティアについてのアンケートで「今後やりたいと思う」と答えた人ほど、実際にボランティアを依頼された際に参加する傾向にあったという調査データがあります。

人は自分の意志でコミットしたものに対して、一貫した姿勢を保とうとします。

この習性をうまく活用した武器が「コミットメントと一貫性」というアプローチです。

相手が承諾しやすい小さな要求から始めて、徐々に要求を大きくしていく「フット・イン・ザ・ドア・テクニック」という有名な心理テクニックも「コミットメントと一貫性」の原則を活用したものです。

 

3.社会的証明

社会的証明

「周囲の動きに同調したくなる気持ち」も、人の行動を大きく左右する要素です。

例えば、街頭で多くの人が空を見上げていたら、その場に遭遇した人のほとんどは同じように空を見上げる、ということがあります。

これは「みんながやっているからには何か理由や価値があるに違いない」という心理が働き、他者の行為を自分の行為に反映させる傾向があるためです。

例えば、「赤信号みんなで渡れば怖くない」という言葉もありますね。

 

社会的証明の原理は心理学用語で「バンドワゴン効果」とも呼ばれています。

 

4.好意

好意

「好きな人に同意したくなる」気持ちも、人の心を大きく動かします。

仲の良い友人のおすすめ商品を購入したり、お気に入りの店員からたくさんの商品を買ってしまうなど、好意があったからその行動をとったというよう経験がある人は多いでしょう。

つまりは、ターゲットに「好意」を抱かせるようなアプローチも有効な影響力の武器なのです。

 

5.権威

権威

「肩書きや経験などの“権威”を持つ者に対して、人は信頼を置く」ことから、権威づけを活用したアプローチも人の行動に大きな力を発揮する武器です。

その分野において知名度の高い組織や発言力のある人などの意見に従うのは、まさに権威を求める人々の心を刺激した結果と言えます。

医師や教授に「この健康法は効果がありますよ」と言われたら、なんとなく信じたくなりますよね。

 

6.希少性

限定スニーカー

 

「限られたものほど、欲しくなる」という心理を利用するというアプローチです。

“モノ”の希少性を高める方法として、個数限定、シーズン限定、地域限定などがあります。

「先着5名様限定」

「【期間限定】6月5日まで!」

「ここでしか手に入らない名産品」

などと書かれていたら、希少性が高まりますね。

ECサイトの時間限定のセールなども、このアプローチの典型といえます。

 

また、希少性を高める方法としては、ターゲットの“権限”を限定するという手法もあります。

会員登録した人にのみ展開される特典を訴求し、プレミア感を増したり、ターゲットとの関係性を深化させたりということもできます。

 

 

 

以上、6つのパターンについて解説しました。

 

もともとはセールスマンや、セールスマンに騙されたくない人のためにあるような本なのでビジネスや日常生活にもかなり役立ちます。

 

この本の内容を理解してネットビジネスに活用することができれば大きな成果を得ることができるでしょう。

 

と、まあ色々書きましたが、読んでいて一番気になったのは、「この本の著者、どんだけ人に騙されてんの?」ってことですねw

 

それでは今回は以上です。

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POSTED COMMENT

  1. takafumi より:

    おはようございます。
    あの・・コメントというより、
    記事の画像や動画が表示されていません。
    表示部分に太陽マークというか、
    ずっとクルクル回っている状態です。
    画像ファイルのサイズが大きいとか、
    関係しているのかもしれません。ではまた。

    • YASU より:

      ご指摘いただきありがとうございます。
      たしかに、画像ファイルが大きいため表示に時間がかかる場合があるようです。
      先ほど、画像を圧縮したので少しマシになったかと思います。
      また何かありましたらお気軽にコメントください。よろしくお願いいたします。

  2. takafumi より:

    おはようございます。
    正常に表示されているので安心しました。
    動画で簡潔に「影響力の武器」を解説されていたので、
    短時間で理解することができました。ありがとうございます。

    • YASU より:

      こちらこそありがとうございます。
      動画も観ていただいたようで嬉しいです。

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